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「まわし物件」という業界用語

不動産

僕がよく閲覧しているサイトに、「まわし物件」という言葉についての説明がありました。

 

「まわし物件」とは?

新しい住まいを求めて不動産会社の門を叩いたお客さんは、担当の営業マンの案内でさまざまな物件を見てまわることになります。実は、多くの担当者はこのとき、お客さんにとって「買いたくないような家」を用意しているのです。すなわちそれが、「まわし物件」です。

本当に売りたい家を売るための「噛ませイヌ」

一目見てボロ家に見える家ということも実際にありますし、敷地がいびつだったり、工場や学校などの騒音を発する施設に隣接しているとか、火葬場や墓地の近くにあったりとか、わかりやすい形で「買いたくないような家」として設定することがよくあります。

営業マンが最初にお客さんを案内するのが、この「まわし物件」なのです。そのとき、営業マンは決まり文句としてこのようなことをいうでしょう。

「お客さまのご要望ですと、このような感じの家がほとんどです。そのことをまず、ご理解ください」

営業マンは次に、ごく普通の家を見せます。それまで「買いたくないような家」を見せられてきた買い主は、普通の家でもずいぶん立派に見えるでしょう。

そこで「これがお客さまのご要望から考えて、最もいい物件ですね」と説得力たっぷりに購買意欲を刺激するのです。つまり、まわし物件は、本当に売りたい家を売るための「噛ませイヌ」として機能するわけです。

まわし物件はその反対に、「値段の高い家」として設定されるケースもあります。買い手であるお客さんに微妙に手の届かない高級物件を紹介して、「お客さん、このエリアの家はこのくらいの値段で出ているのが現状です」といって、本来はもっと多いはずの選択肢をせばめてしまうのです。

もちろん、こういう営業活用をする会社は、もはや一部であると信じたい所ですが、まだまだ存在することも事実です。

購入する時に気をつけなければならない事はもちろん、売却を依頼した時も、自分の物件がそのような位置付けにならないように気をつけたいものです。