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■賃貸業界におけるIoTについて

不動産
 

先週、東京に所在する不動産関係の特化したIoT事業のIT会社社長と面談をしました。
Iotはインターネットとモノを結びつけるサービスの事を指しますが、この会社は、スマートロックを販売している会社です。

スマートロックは、住宅の鍵をスマートフォンで施錠・解錠する製品です。
この製品を導入することで、
・空室の入居者案内が即時対応可能となる
・民泊の鍵の受け渡しがなくなる
・防犯上のリスクから管理会社が鍵を持たなくてもよくなる
などのメリットが挙げられます。
デメリットとしては
・通常のシリンダー錠と比較して費用が高い(2万円〜4万円が相場)
・デバイスの故障が考えられる(動作不良)
が挙げられます。

ただし、IoTの流れは確実に普及してくるので、おそらく近い将来、相当数の鍵はスマートロックに変わると僕は思っています。

東京では、このスマートロックを活用した「無店舗型不動産企業」が台頭してきています。
これまでのようにロードサイドに店舗を構えて、入居希望者と一緒に現地に赴き案内をして成約するという流れではなく、案内は入居者単独で行ってもらい、遠隔作業で鍵の解錠・施錠対応、書類手続きはすべてネットで完結することにより固定費を削減して運営するというスタイルです。
このスタイルで営業している会社の中には月間300件前後の成約となっている会社もあるそうです。。年間にすると、繁忙期も加味すると約5000件前後となりますね。

この数は、業界の中では多い方と思われ、需要の高さが伺えます。

個人的には、業界のすべてがこのスタイルに移行するのではなく、このスタイルと従来のスタイルとが混ざり合っていくのかなと思っています。

スピーディーかつスマートに部屋探しをしたい若い層は、IoTスタイル。
ゆっくりと、かつ住環境などを念入りに調査したい熟年層は、従来のスタイルになると思います。
そうすると、重要になるのは、きめ細やかな応対のできる不動産会社が重視されますね。
いずれにしても、旧態依然とした対応をしている管理会社や仲介会社は近い将来淘汰されてしまうのではないでしょうか。。。